イヤフォンに心拍センサー搭載 Beats新モデル「Powerbeats Pro 2」の実機をチェックする
Beats by Dr.Dreが、心拍数モニターを搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro 2」を発表しました。日本でも2月13日から3万9800円で販売を開始しますが、本稿ではPowerbeats Pro 2の実機を見ながら新モデルの特徴をお伝えします。
Beats by Dr.Dreが、心拍数モニターを搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro 2」を発表しました。日本でも2月13日から3万9800円で販売を開始しますが、本稿ではPowerbeats Pro 2の実機を見ながら新モデルの特徴をお伝えします。
Powerbeats Pro 2は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)と外部音取り込みモードを備えており、2019年04月に発表された「Powerbeats Pro」の後継モデルになります。カラーは、ジェットブラック、クイックサンド、ハイパーパープル、エレクトリックオレンジの4色が用意されています。
2層構造のドライバーを採用し、再設計されたアコースティックアーキテクチャにより、クリアな高音、豊かな中音域と深みのある低音を実現しています。また、パーソナライズされた空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングも利用可能です。
内向きに取り付けられたマイクを使った「アダプティブイコライゼーション」にも対応します。これは、コンピュテーショナルオーディオを活用し、耳に届く音をモニタリングすることで、ユーザーの耳へのフィット具合を検出。リアルタイムにサウンドを調整することができます。
イヤーフックは、柔軟性とグリップの快適性を両立したニッケルチタン合金を採用しています。その結果、前モデルと比べて20%軽量化しており、Beats史上最もフィット感の高いイヤフォンだと謳っています。イヤーチップは、XS、S、M、L、XLの5種類が同梱されています。
Powerbeats Pro 2最大の特徴が、心拍数モニタリングセンサーを搭載していることです。血流を測定するためのLED光学センサーを毎秒100回以上点滅させ、その反射光を測定することで、アスリートのパフォーマンスに関するリアルタイムデータを取得します。
iPhoneアプリだけでなく、Nike Run Club、Runna、Slopes、LADDER Strength Training Plans、YaoYao、Openとも連携可能な他、雨や雪、暑さの中でのトレーニングにも対応できるよう、IPX4等級の耐汗耐水性能を取得しています。
イヤフォンユニットには触覚スイッチ、音声加速度計の他、AirPods Pro 2と同じ3つの高度なマイクが装備されています。
チップには、米Appleが設計した「H2」を搭載しています。コンピュテーショナルオーディオと機械学習アルゴリズムを活用した「声を分離」では、通話中にユーザーの声とバックグラウンドノイズを分離させることで、声を明確にしながら、ノイズを低減することができます。
Powerbeats Pro 2は、充電ケースを使うことで最大45時間のバッテリー寿命を実現し、一回の充電で最大10時間の再生が可能です。
充電ケースは、前モデルよりも33%小型化され、Beats初のQiワイヤレス充電機能を備えています。
Powerbeats Pro 2は、ワンタッチペアリング、すべてのデバイスでiCloudを設定する、自動切り替え、オーディオ共有、ハンズフリーSiri、探すなど、Appleデバイスとの完全な互換性があります。
Apple Vision Proと接続する場合、Vision ProとPowerbeats Pro 2の両方に搭載されたH2チップにより、ワイヤレス接続でありながら、ロスレスオーディオと超低レイテンシでの通信が可能になります。
Android版のBeatsアプリを使用することで、Androidデバイスでも、ワンタッチペアリング、心拍数モニタリングの有効化/無効化、カスタマイズ可能なコントロール、バッテリー残量ウィジェット、Beatsを探す、ファームウェアが利用可能になります。
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