ニュース
ビックカメラで下請法違反 約5億5800万円を不当に減額 公取委が勧告
公正取引委員会は、下請法違反があったとして、ビックカメラに勧告を行った。約5億5800万円の下請代金を不当に減額していたという。
公正取引委員会は2月28日、下請法違反があったとして、ビックカメラに勧告したと発表した。約5億5800万円の下請代金を不当に減額していたという。
公取委によると、ビックカメラは、資本金3億円以下の下請事業者に対し、自社で販売する家庭用電気製品などの製造を委託している。同社は2023年7月〜24年8月の間、総額5億5746万8909円の下請代金を不当に減額。51の下請事業者に対し、同事業者側に問題がないにもかかわらず、拡売費などを減額したという。
なおビックカメラは2月14日までに、減額分を下請事業者に支払ったと公取委は報告している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「ホロライブ」運営のカバーを公取委が指導 動画用の2D・3Dモデル作成でリテイク243回など下請法違反
公正取引員会は10月25日、バーチャルYouTuber事業を手掛けるカバーが下請代金支払遅延等防止法(下請法)に違反していたとして、勧告や指導を行った。
下請け事業者にデザインのやり直し“計2万4600回”を無償で要求──大阪の印刷事業者で発覚 公取委が勧告
下請事業者に計2万4600回のデザインのやり直しを無償でさせていた──印刷事業を手掛ける大阪シーリング印刷は、下請代金支払遅延等防止法に違反する行為があり、公正取引委員会から勧告を受けたと発表した。
公取委がノジマに勧告、下請への支払いから7300万円を不当に減額
公正取引委員会は29日、家電量販店を展開するノジマに対し、下請法の規定に違反する行為があったとして勧告を行った。
バーガーキング、またアプリでシステム障害 25日から通算3回目
ハンバーガーチェーン「バーガーキング」の公式アプリでシステム障害が生じている。2月25日から通算3回目。
アプリ「Messenger」、突如アイコンカラーを青に変更 Xでは「色が元に戻った」の声も
米Metaが提供するメッセージアプリ「Messenger」のアイコンカラーが青に変更された。



