ニュース
未成年のネットゲーム“課金”トラブル高額化 小学生で10万円超、中学生は20万円近く
国民生活センターは5日、未成年が当事者となった消費トラブルの調査結果を発表した。オンラインゲームに関しては、支払い済みの金額が小学生で10万円を超えるなど高額化していた。
国民生活センターは3月5日、未成年が当事者となった消費トラブル相談を分析した調査結果を発表した。このうちオンラインゲームに関しては、支払い済みの金額が小学生で10万円を超えるなど高額化していたことが分かった。
オンラインゲームの相談は、2018年度を境に当事者が未成年というケースが5割を超えている。21年度以降の相談件数は、小学生は横ばい、中学生や高校生は減少傾向にある。
ただし課金額は高校生を除き増加傾向。23年度では、既に支払った金額の平均が小学生で10万5741円、中学生は19万3366円となった。
相談を受けたセンターにトラブルの要因をヒアリングしたところ「保護者の管理・監督が不十分であること」という回答が9割を超えた。またトラブル防止に効果がある対策として最も多かった回答は「未成年者や保護者に対する消費者教育・啓発の強化」だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「2時間後に電話が使えなくなる」 総務省やNTTをかたる不審な電話、国民生活センターが注意喚起
国民生活センターは19日、総務省やNTT東西地域会社をかたり、個人情報を聞き出そうとする不審な電話に関する相談が増えているとして注意喚起した。
国民生活センターの名前を悪用する「〇〇ペイ返金詐欺」も──国民生活センターが注意喚起
国民生活センターは31日、商品代金を返金するといったメッセージを送り、コード決済サービスを悪用して金銭をだまし取る詐欺の相談が増えているとして注意喚起した。
「薬屋のひとりごと」コラボお薬手帳の転売にアニメ公式が苦言 「購入も控えて」
アニメ「薬屋のひとりごと」製作委員会は5日、日本薬剤師会とコラボした「お薬手帳」がフリマサイトなどで多数転売されているとして注意喚起した。
「ぷらら」の個人向けホームページが3月末に終了 古参ネットユーザー「歴史が消えていく」
日本のインターネット黎明期を支えたISPのホームページサービスが徐々に消えつつある。NTTドコモは、「ぷらら」の個人向けホームページサービスを3月末に終了する。
10万本突破の注目インディーゲーム「都市伝説解体センター」の魅力を推理ゲーム好きのマンガ家が“解体”する
日本中のハンターの皆様は狩猟にいそしんでいることと思いますが、そんな中でボクがオススメするゲームは「都市伝説解体センター」。誰でも楽しめる傑作です。

