3月6日午前11時半ごろ、東北新幹線の上野・大宮間を走行していた下りの「はやぶさ・こまち21号」の連結部分が外れる事故が起き、在来線のJR西日暮里駅付近で緊急停車した。
この影響で、東北・秋田・山形・北陸・上越新幹線が午後2時34分まで運転を停止した。午後2時43分現在、上下線に遅れと運休が出ている。
はやぶさとこまちの連結が外れるトラブルは昨年9月にも発生。原因について同社は、「こまち」側で分割・併合を制御するスイッチの端子部付近にあった金属片(切りくず)により端子間がショートしたことだとみて対策を行ってきたが、同様な事故が再発したことになる。
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