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AIが炎上リスクを“事前チェック”、弁護士ドットコムがサービス開発 「失言で人生終わる前に」
弁護士ドットコムは4月7日、生成AIで炎上リスクを判定するサービス「AI炎上チェッカー」をリリースすると発表した。芸能人や政治家、インフルエンサーのほか、企業の経営者、広報担当者などの利用を想定する。
弁護士ドットコム(東京都港区)は4月7日、生成AIでインターネット上での炎上リスクを判定するサービス「AI炎上チェッカー」をリリースすると発表した。芸能人や政治家、インフルエンサーといった著名人のほか、企業の経営者、広報、PR担当者などの利用を想定している。現時点での提供開始日は未定。
投稿予定の文章を入力すると、炎上リスクの有無を生成AIが判定。「攻撃性」「差別性」「誤解を招く表現」の3つの観点を、5段階で評価する。あわせて、文面による改善アドバイスも提供する。チェック済みの投稿内容は、サービス上から直接各種SNSへ投稿可能だ。
同社が運営する無料法律相談サービス「みんなの法律相談」とも連携しており、実際に法律トラブルが発生した際には、類似事例の閲覧や弁護士への相談が可能という。
同社は「『AI炎上チェッカー』を活用いただくことにより、炎上や誹謗(ひぼう)中傷などで発生する法律問題で悩む方を減らすことに貢献していく」とコメントしている。
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