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応用情報技術者試験に「生成AIと著作権」出題 あなたは解ける? SNSでは「サービス問題」との声も(2/2 ページ)
情報処理推進機構(IPA)が4月20日に実施した「応用情報技術者試験」午前の部で、生成AIと著作権に関する選択式の問題が出題された。
正解は「イ」
正解は「イ」。文化庁は「AI生成物に、既存の著作物との類似性、または依拠性が認められない場合、既存の著作物の著作権侵害とはならない」「情報解析等に伴い著作物を利用する場合(AIの学習データとして用いるために著作物を収集する場合など)のような、著作物に表現された思想または感情の享受を目的としない利用行為(非享受目的で行われる利用行為)は、原則として著作権者の許諾なく行うことが可能」としており、当てはまるのはイのみとなる。
一方、不正解の選択肢には全て「いかなる状況でも」「いかなる場合でも」と共通した文言が含まれることから、Xでは「受験テクニックで答えが分かってしまう」「サービス問題だった」との声も聞かれる。
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