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日証協、多要素認証の必須化を決めた証券会社のリスト公開 “不正取引”問題で
ネット証券口座への不正アクセスやなりすまし取引が多く発生する中、日本証券業協会がインターネット取引のログイン時に多要素認証の設定必須化を決めた証券会社のリストを公開した。
ネット証券口座への不正アクセスやなりすまし取引が多く発生する中、日本証券業協会がインターネット取引のログイン時に多要素認証の設定必須化(望まない顧客を除く)を決めた証券会社のリストを公開した。5月2日時点で69社となっている。
具体的な対応時期については、証券会社ごとに異なる。同協会は「多要素認証を用いることでセキュリティレベルを高めることができる」としてユーザーに対し積極的な活用を求めている。
多要素認証は、認証に利用する「知識情報」「所持情報」「生体情報」のうち、2つ以上を組み合わせて認証すること。例えば、IDとパスワード(知識情報)で認証した後、ユーザーのスマートフォン(所持情報)にショートメッセージで送ったパスコードを入力させたり、指紋や顔(生体情報)などを用いた認証と組み合わせたりする。
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