速報
新教皇、レオ14世という名前の由来を説明 「新たな産業革命とAIの発展に対応」
新教皇のレオ14世は、教皇名の由来について説明した。産業革命時代のレオ13世を想起し「新たな産業革命とAIの発展に対応する」と語った。
新教皇のレオ14世は5月10日(中央ヨーロッパ時間)、教皇選出後初の枢機卿団への公式演説で、自らが選んだ教皇名の由来を明らかにした。産業革命時代のレオ13世を想起し、教会が「新たな産業革命と人工知能(AI)の発展に対応」することを望んでいると語った。
「レオ13世教皇は、第一次大産業革命という文脈の中で社会問題に言及されました。今日、教会は、新たな産業革命と人工知能(AI)の発展に対応し、社会教義という宝をすべての人に提供しています」(レオ14世)
先代のフランシスコ教皇もかつて、AIに言及した。昨年1月に公開されたメッセージで前教皇は「倫理的規制モデルを提案することにより、AIの使用による有害で差別的、かつ社会的に不公正な影響を未然に防ぎ、多元主義を弱め、世論を二極化させ、あるいは集団思考を生み出す目的でのAIの誤用と闘うための予防的な行動をとる必要がある」と警告している。
【更新履歴:2025年5月12日午後5時30分 初出時、新教皇のアカウントとしてコメントを紹介しましたが、偽アカウントと判明したため記事の一部を削除しました。お詫びして訂正いたします。】
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- トランプ氏「教皇姿」の画像投稿が物議 「カトリック信者たちは喜んでいる」と主張
トランプ米大統領が、自身がローマ教皇の法衣をまとっているAIで生成されたとみられる画像を自分のSNSに投稿し、物議を醸している。トランプ氏は5月5日、記者団に「私は関係ない」と主張したが、投稿は同日夕時点でも削除されていない。
新教皇「フランチェスコ1世」誕生 教皇Twitterも決まり文句で速報
新ローマ教皇が選出され、「フランチェスコ1世」が誕生。教皇Twitterもラテン語の決まり文句で速報。
