「ブラックサンダー」初の工場見学施設、27日公開 具材になった気分が味わえるプロジェクションマッピングも

有楽製菓は20日、人気チョコレート菓子「ブラックサンダー」の工場見学施設「ブラックサンダー ワク ザクファクトリー」を27日にオープンすると発表した。

[ITmedia]

　有楽製菓（東京都小平市）は5月20日、人気チョコレート菓子「ブラックサンダー」の工場見学施設「ブラックサンダー ワク ザクファクトリー」を27日にオープンすると発表した。直営店も工場見学通路に隣接する形でリニューアルする。

「ブラックサンダー ワク ザクファクトリー」（出典：有楽製菓、以下同）

　ブラックサンダーの発売30周年を記念したプロジェクトの1つ。これまで工場見学は受け付けていなかったが、要望が多く寄せられていたため、初めて製造工程を一般に公開する工場見学施設を愛知県の「豊橋夢工場」（愛知県豊橋市）内に設ける。

　製造ラインに並列する形で作られた工場見学通路は、全長約71.5ｍ。14カ所の窓から製造の様子が見られるという。

　エントランスでは、通常のブラックサンダーの約300倍のサイズになった高さ3mの「スーパーブラックサンダー」がお出迎え。4カ所に穴が開いており、来場者が顔を出して記念撮影ができる。

　ブラックサンダーの具材の一部になったような体験ができるプロジェクションマッピングも用意した。湾曲した壁面と床面に投影された工場映像に囲まれ、ブラックサンダーの製造工程を疑似体験。「大迫力の映像はぜひ現地で体験してほしい」としている。

ブラックサンダーの具材の一部になったような体験ができるプロジェクションマッピング

　直営店では限定グッズやお土産を販売。オープンを記念した新商品「ブラックサンダー車缶」「ブラックサンダーミニバー入りバケツ」「ブラックサンダーカップアイス」が登場する他、豊橋直営店で人気だったブラックサンダー詰め放題もリニューアル。制限時間3分で「袋からはみ出して詰めてもOK！」となった（1回1100円）。

　工場見学の予約は特設サイトで受け付けている。

　有楽製菓は1955年創業のお菓子メーカー。ブラックサンダーは1994年に誕生した同社の基幹ブランド商品で、2024年9月に発売30周年を迎えた。

リニューアルした直営店。「袋からはみ出して詰めてもOK！」なブラックサンダー詰め放題