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バンダイ、新工場にミュージアム開設へ “実物大ガンダム”サイズのガンプラモニュメントも

バンダイは29日、プラモデルを生産するバンダイホビーセンターの新工場内にミュージアムを開設すると発表した。

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 バンダイは5月29日、プラモデルを生産するバンダイホビーセンター(静岡県静岡市)の新工場内にミュージアムを開設すると発表した。オープンは9月2日。完全予約制で、観覧料金は13歳未満が1100円、13歳以上は2860円、未就学児は無料。


実物大ガンダムサイズの「ガンプラモニュメント」が出迎えるエントランス© 創通・サンライズ(出典:バンダイ、以下同)

 ミュージアムの名称は「BANDAI HOBBY CENTER PLAMO DESIGN INDUSTRIAL INSTITUTE MUSEUM」で、略称は「BHC PDII MUSEUM(ビーエイチシー ピーディーツーミュージアム)。新工場の2階と3階を使用する。

 エントランスには実物大ガンダムサイズの「ガンプラモニュメント」を設置。ミュージアム内では、窓越しに工場内のプラスチック成形やパッケージに商品をセットする様子などを見学できる他、ガンプラが培ってきた品質や組み立てやすさの追求など、ものづくりへのこだわりを展示で紹介する。

 来場者がホビーセンターで働く人(プラモデザイナーと呼ぶ)になりきり、製品が完成するまでの一連の流れを体験できる「ラボラトリーエリア」では、画面上でプラモデルの形や色を決定し、金型設計やパッケージデザインなどまで行う。作ったパッケージ箱は持ち帰ることができる。また実物の成形機によるプラスチック成形の実演もあり、成形品は来場者にプレゼントするという。


製品が完成するまでの流れを体験できる「ラボラトリーエリア」。体験用IDカードを使用する

 バンダイホビーセンターは、2006年に竣工したプラモデルの生産拠点。ガンプラをはじめ、多彩なプラモデルの企画開発から生産までを行っている。

 新工場はガンプラ需要の高まりを受けて建設したもので、7月24日に稼働を開始する予定。26年度の本格稼働後は全体で約35%(23年度比)の増産が可能になる見通しだ。


ものづくりへのこだわりを展示で紹介する「スタディエリア」

実物の成形機によるプラスチック成形の実演イメージ

「ラボラトリーエリア」のモデリング画面

ランナー上のパーツ配置まで検討する

新工場の外観

新工場内の成形機

天井搬送台車

自動倉庫

「AVG」と呼ばれる無人搬送機

新工場の立体イメージ図

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