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「バンドリ!」ライブでの迷惑行為に運営会社が「法的措置の準備」 改造サイリウムの使用、録音・録画など
ブシロードミュージックは16日、「バンドリ!」のライブイベントで、一部の観客が禁止行為をしていたとして、法的措置の準備を進めていると明らかにした。
ブシロードミュージックは6月16日、アニメやゲームなど多方面に展開しているメディアミックス作品「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」関連のライブイベントで、一部の観客が禁止行為をしていたとして、法的措置の準備を進めていると明らかにした。
問題の公演は、6月15日に有明アリーナで開催した「Roselia(ロゼリア)『sei stark』」。同社主催の公演で禁止事項に当たる改造サイリウムの使用や公演の録音・録画といった行為が「多数見受けられた」という。
ブシロードミュージックは、これらの行為は他の観客の妨げになるだけでなく、安全かつ円滑な公演運営を脅かす重大な問題と指摘。違反者に対し、弁護士と協議の上で損害賠償請求などの法的措置の準備を進めているとした。「違反行為に対しては今後も厳正に対処していく」。
Roseliaは、作中に登場するバンドの一つ。バンドリ!では、声優が実際にバンドを結成し、積極的に生演奏のライブ活動を行っている。
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