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藤井聡太棋聖が幻の沼津対局の地でトークショー テーマは「人工知能と将棋」

将棋のヒューリック杯第96期棋聖戦五番勝負を3連勝で制し、6連覇を達成した藤井聡太棋聖(22、竜王・名人・王位・王座・棋王・王将)のトークショーが、第4局が予定されていた静岡県沼津市で行われた。

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産経新聞

 将棋のヒューリック杯第96期棋聖戦五番勝負を3連勝で制し、6連覇を達成した藤井聡太棋聖(22、竜王・名人・王位・王座・棋王・王将)のトークショーが7月10日、第4局が予定されていた静岡県沼津市で行われた。

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ヒューリック杯第96期棋聖戦トークショー:大盤解説で対局を振り返る青野照市九段(左)と藤井聡太棋聖=10日午後、静岡県沼津市(土井繁孝撮影)
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ヒューリック杯第96期棋聖戦トークショー:トークショーで花束を受け取り記念撮影に応じる藤井聡太棋聖=10日午後、静岡県沼津市(土井繁孝撮影)

 藤井棋聖は午前、対局場となるはずだった沼津御用邸を訪れ、西付属邸を見学した。同御用邸は大正天皇のご静養のために開設され、現在は公園として利用されている。

 トークショーには約150人が参加。藤井棋聖は「東付属邸で2回対局した。見学した西付属邸は趣があり、興味深く感じた」などと挨拶した。

 「人工知能(AI)と将棋」をテーマに、オンライン対戦将棋アプリ「将棋ウォーズ」などAIサービスの開発を手掛けるHEROZの林隆弘代表らと対談。「AIが振り飛車を最善手としたら振り飛車を指すか」と問われた藤井棋聖は「自分は生粋の居飛車党。振り飛車に関心を持っていけたらと思うが、実際に指すのはなかなか大変」と述べた。

 藤井棋聖は将棋ファンとの抽選会や写真撮影にも笑顔で応じた。

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