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信用情報のCIC、「なりすまし」で中断していたネット開示を再開へ マイナ認証で本人確認
信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)は、なりすまし被害により中断していた、インターネットによる信用情報開示サービスを10月9日に再開すると発表した。
指定信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)は、なりすまし被害により中断していた、インターネットによる信用情報開示サービスを10月9日に再開すると発表した。マイナンバーカードを用いた本人確認によりセキュリティを強化する。
CICは、クレジットカード事業者など800社超が加盟する信用情報機関。本人が申請することで、カード会社との契約内容や、支払い状況などの信用情報を確認できるする開示サービスを提供してきた。
ネット経由で開示が受けられるサービスもあるが、第三者が本人になりすまして開示請求した可能性が判明し、4月28日サービスを中断。郵送による開示のみになっていた。
郵送開示では申し込み件数の増加により、開示報告書の発送まで3週間程度の時間がかかっている状況という。
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