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大阪万博の来場チケット、8月18日から「日時指定」のみに 「早めの来場予約を」と協会呼び掛け
万博協会は7月28日、チケットの販売を8月18日から、来場日時を指定したものに一本化すると発表した。会期終盤に来場者が集中する傾向を踏まえ、早期の予約を呼びかけている。
大阪・関西万博を運営する2025年日本国際博覧会協会は7月28日、チケットの販売を8月18日から、来場日時を指定したものに一本化すると発表した。日時未定でのチケットと、日時指定が不要な「通期パス」および「夏パス」は17日をもって販売を終了する。来場者の増加が見込まれる9月以降の混雑を見越した対応としている。
チケット購入後の来場日変更は3回まで可能だが、パビリオンやイベントの予約は失効するため注意が必要だ。すでに日時未定チケットを購入済みの人については、希望の日時に予約が取れない場合でも払い戻しには応じないとしている。
万博協会はこの方針にあわせ、公式Webサイト内の「今週の万博」ページにて、今後4週間分の混雑予想と予約枠の空き状況を公開している。
協会によると、2005年の愛・地球博や2021年のドバイ万博では、会期末に来場者が大幅に増加。大阪・関西万博でも、9月以降は同様の混雑が見込まれるという。
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