パルコ、ゲーム事業に参入 レーベル「PARCO GAMES」からインディゲーム3作を冬発売

パルコは19日、ゲームパブリッシング事業に本格参入し、新レーベル「PARCO GAMES（パルコゲームズ）」を立ち上げたと発表した。

[本田亜友子，ITmedia]

　パルコ（東京都渋谷区）は8月19日、ゲームパブリッシング事業に本格参入し、新レーベル「PARCO GAMES（パルコゲームズ）」を立ち上げたと発表した。冬には国内外のインディゲーム3タイトルの取り扱いを始める。

「PARCO GAMES（パルコゲームズ）」のロゴ（出典：パルコ、以下同）

　パルコは2023年にゲーム事業専門チームを発足。24年9月からはゲーム事業開発部として、催事・EC・メディア・コラボレーションなどの展開を行ってきたが、新たにパブリッシング事業を始める。プラットフォームはSteam（PC）、Nintendo Switch、PS5、Xboxを予定している。

　パルコは「ファッション・エンタテインメント・アートなどカルチャー領域での事業展開を通じて培った、独自の目利きと創造性をゲーム分野へ活用し、パルコの文化創造事業領域をさらに広げたい」と説明している。

　9月に開催される「東京ゲームショウ2025」にもゲームレーベルとして初出展。日本のゲームスタジオ、RexLaboと共同開発したサバイバルアドベンチャーゲーム「南極計画」、独btf Gamesが開発した2Dアクションアドベンチャー「CONSTANCE」、同じくbtf Gamesの3D探索アドベンチャー「the Berlin Apartment」を展示する。いずれも発売は年内（冬）を予定している。

サバイバルアドベンチャーゲーム「南極計画」

2Dアクションアドベンチャー「CONSTANCE」

3D探索アドベンチャー「the Berlin Apartment」