「走る電マ」「怪物電気ケトル」も NHK「魔改造の夜」歴代の“変態マシン”たちが一堂に、8月25日から展示会
日本の製造事業者や大学の技術者たちが、おもちゃや家電を目的外の用途に使えるよう改造し、その性能を競うNHKの人気テレビ番組「魔改造の夜」。同番組に登場した歴代の“変態マシン”たちが一堂に会する──8月25日から9月3日にかけて、ベルサール秋葉原(東京都千代田区)にて「魔改造の夜 THE MUSEUM」が開催される。
日本の製造事業者や大学の技術者たちが、おもちゃや家電を目的外の用途に使えるよう改造し、その性能を競うNHKの人気テレビ番組「魔改造の夜」。同番組に登場した歴代の“変態マシン”たちが一堂に会する──8月25日から9月3日にかけて、ベルサール秋葉原(東京都千代田区)にて「魔改造の夜 THE MUSEUM」が開催される。
現地では、「走る電気マッサージ機」や「綱引きできる電気ケトル」など、過去の放送に登場した変態マシンたちを全て撮影可能な状態で展示。スズキ(Sズキ)、ソニー(Sニー)、デンソー(Dンソー)、パナソニック(Pナソニック)など、番組に参加した開発関係者らによるマシンの技術解説や、実際にマシンを動かす実演イベントに加え、学生向けに工作などを通したものづくりの体験会も開催する。
入場料は、一般が2100円(24日まで販売する前売り券の場合は2000円)、高校・大学・専門学校生が1600円(同1500円)、小中学生は600円(同500円)。マシンの実演や解説イベントを聴講する場合は、別途座席指定付きの入場券(一般3000円、高校・大学・専門学校生2500円、小中学生1500円)を購入する必要がある。
なお、当初は入場券があればいつでも来場可能にする予定だったが、混雑緩和と熱中症対策を講じるとして、全日程で参加を予約制にすることが19日に決まった。すでに入場券を購入した人は、改めて日程を指定する必要がある。
魔改造の夜は2020年に放送開始。当初は不定期放送だったが、有名企業の技術者が本気で“魔改造”に取り組む姿が人気を博し、23年にはレギュラー番組化した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
技術者がガチになる「魔改造の夜」レギュラー番組に 月イチ放送、4月27日から
NHKのテレビ番組「魔改造の夜」がレギュラー番組化。4月27日から月イチで放送する。
「Sニー」に行って「魔改造の夜」に出たネコとケトルに会ってきた
NHKの番組「魔改造の夜」で「Sニー」を2回も勝利に導いたモンスター達。その仕組みと制作時の裏話などについて、エンジニア達をまとめた田中章愛さんに実物を見ながら解説してもらった。
「走る電マ」開発、スズキ技術者が本気で振り返る 「魔改造の夜」反省会映像が公開に
「電動マッサージ器を魔改造して自走させる」──そんな企画に参加したスズキの技術者たちが、技術的な難所やそれを乗り越えた工夫を動画で明らかに。
ソニー、電気ケトルを“怪物マシン”にカスタム 「魔改造の夜」に「Sニー」として出演 8月放送
ソニーが、NHKのテレビ番組「魔改造の夜」に「Sニー」として出演する。歩く猫のおもちゃを改造し、6mの高さから落とした後に25m走らせる「ネコちゃん落下25m走」と、改造した電子ケトルに綱引きをさせる「電子ケトル綱引き」に挑戦する。



