メルカリでChargeSPOTのモバイルバッテリーが出品禁止に “借りパク転売”騒動で
モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を手掛けるINFORICHが、メルカリでChargeSPOTのバッテリーが出品禁止になると発表した。ChargeSPOTを巡っては、フリマサイト上でレンタルバッテリーの転売行為などが相次いでおり、同社もユーザーに注意喚起していた。
モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を手掛けるINFORICH(東京都渋谷区)は8月22日、メルカリ社と連携の結果、メルカリでChargeSPOTのバッテリーが出品禁止になると発表した。ChargeSPOTを巡っては、フリマサイト上でレンタルバッテリーの転売行為などが相次いでおり、同社もユーザーに注意喚起していた。
レンタルバッテリーの出品が、メルカリ社の規約違反になることを同社と確認したという。今後、メルカリ上の出品は削除される見込み。INFORICHは他のフリマサイトやオークションサイトに対しても、同様の対応を進めている。
さらにINFORICHは25日、期限を超過してバッテリーを借りているユーザーに対し、返却時にクーポンを提供するキャンペーンを始めた。ChargeSPOTでは、レンタルから120時間たつと延滞に伴う違約金が発生。購入扱いにならず返却が求められる。
今回のキャンペーンは同様のユーザーが対象。未返却のユーザーが、専用の登録フォームにバッテリーのシリアルナンバーを入力してから返却すると、後日同サービスで使える1000円分のクーポンを受け取れる。違約金は通常通りユーザーから事前に預かった補償費から差し引くか、別途請求する。
キャンペーンは10月31日まで。同様のキャンペーンは過去にも行っており、初の取り組みではないが「関心度の高いタイミングと思い(再度の)実施に至った」(INFORICH)
「返却期限を超過した保有は通常の管理体制を敷くことができず、劣化によって安全上のリスクを高める可能性もある保有者のリスクを軽減させるためにも、ユーザーが快適にサービスを利用するためにも、早期の解決に努める必要があると考え、このたびの施策を実施する」(INFORICH)
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