Apple Watchに「SE 3」登場 エントリーモデルも常時表示ディスプレイに 3万7800円から
米Appleが9月9日(現地時間)、新しいApple Watchのエントリーモデル「Apple Watch SE 3」を発表。S10チップ、4コアNeural Engine、64GBストレージを搭載する。前世代のSE 2に比べてプロセッサの処理能力が向上し、常時表示ディスプレイにも対応。9月19日発売で、40mmアルミニウムケースとスポーツバンドのGPSモデルは3万7800円から。
米Appleが9月9日(現地時間)、新しいApple Watchのエントリーモデル「Apple Watch SE 3」を発表した。9月19日発売で、40mmアルミニウムケースとスポーツバンドのGPSモデルは3万7800円から。
Apple Watch SE 3は、Apple Watch Series 6の筐体デザインを継承し、S10チップ、4コアNeural Engine、64GBストレージを搭載。前世代のSE 2に比べてプロセッサの処理能力が向上したほか、常時表示ディスプレイに対応した。カバーガラスには専用のIon-X(イオン交換強化)ガラスを採用し、前世代より4倍の耐亀裂性能を実現する。セルラーモデルは5G通信にも対応する。
ヘルスケア機能では、手首の皮膚温センサーを新たに搭載し、バイタルアプリでより詳細なデータを提供。睡眠時無呼吸の通知機能では、30日間にわたって中等度から重度の睡眠時無呼吸を示唆する兆候を検出した場合にユーザーに通知する。また、手首皮膚温データを使用して過去の排卵を推定する機能も追加し、月経の予測精度を向上したという。
バッテリー性能も改善し、常時表示ディスプレイを搭載しながら18時間のバッテリー駆動時間を実現。SEシリーズで初めて高速充電に対応し、15分の充電で最大8時間の通常使用が可能。また、45分で約80パーセントまで充電できるとする。
操作面では、S10チップの搭載によりダブルタップと手首フリックのジェスチャーに対応。ダブルタップでは親指と人差し指を2回タップするだけで、電話の応答や終了、メッセージの表示や送信などの操作が可能だ。手首フリックのジェスチャーでは、手首を返すことで通知を非表示にできる。
内蔵スピーカーから直接音楽やポッドキャストなどのメディア再生が可能。電話アプリやFaceTimeのオーディオ通話では、S10チップによる「声を分離」機能で周囲のノイズを抑制し、雑音の多い環境でもクリアな音声通話を実現する。
OSは「watchOS 26」。デザイン言語「Liquid Glass」による新しい外観、Apple Intelligenceを利用したWorkout Buddy、新しい文字盤などを導入する。
価格は以下の通り。
- Apple Watch SE 3(GPSモデル)- 40mmアルミニウムケースとスポーツバンド 3万7800円
- Apple Watch SE 3(GPSモデル)- 44mmアルミニウムケースとスポーツバンド 4万2800円
- Apple Watch SE 3(GPS+Cellularモデル)- 40mmアルミニウムケースとスポーツバンド 4万5800円
- Apple Watch SE 3(GPS+Cellularモデル)- 44mmアルミニウムケースとスポーツバンド 5万800円
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