子供のゲームプレイ時間をスマホで管理 SIEが「PlayStation Familyアプリ」発表

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは11日、子供のゲームプレイ時間などを設定・管理できるスマホアプリを公開した。

[ITmedia]

　ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）は9月11日、子供のゲームプレイ時間などを設定・管理できるスマホアプリ「PlayStation Familyアプリ」（iOS、Android）を世界各国で順次リリースすると発表した。利用は無料。

「PlayStation Familyアプリ」で今日のプレイ時間やプレイ中のゲームを表示しているところ。子供が別のゲームを始めると通知が届く（画面は英語版）（出典：PlayStation Blog、以下同）

　PS4やPS5で提供しているペアレンタルコントロールの機能を手元のスマホで一元管理できるアプリ。あらかじめ子供がゲームで遊んでいい時間や時間帯を設定しておくと、終了時間に親のスマホへ通知が届く。

　子供は、ゲーム機本体からプレイ時間の追加や年齢制限のあるゲームのプレイをリクエストできる。保護者は承認あるいは却下をアプリ操作で行える。

　「アクティビティーレポート」では、日次や週次で子供がゲームをプレイした時間や最も遊んだゲーム／アプリを確認可能。また「PlayStation Store」でのコンテンツ購入についても、月間の利用限度額設定や残高確認、追加などに対応する。

　動作環境はiOS 14以降、Android 8.0以降。

週次の「アクティビティーレポート」画面。最も遊んだゲームも分かる

「PlayStation Store」でのコンテンツ購入についても、月間の利用限度額設定や残高確認、追加などが行える

　SIEは「保護者がモバイル端末から子供のゲームプレイを管理できる手軽な方法」としてアプリを訴求していく。さらに「この新しいモバイルアプリは始まりに過ぎない」として、今後も機能の追加や強化を行っていく考えを示している。