米Meta傘下のInstagramは10月6日(現地時間)、クリエイティブな表現で文化に影響を与えたクリエイターを表彰する新しいアワード制度「Instagram Rings」を発表した。受賞者には特別なデザインのリング(指輪)が贈られ、アプリ上でも特別な表示が付与される。ただし、賞金はない。
Instagramによると、Ringsは「創造性を通じて文化を動かした人々」を称えることを目的とした年次プログラムで、各分野の審査員と協力して選考が行われる。選ばれたクリエイターは、アプリ上のプロフィールやストーリーズに「金色のリング」が表示されるようになり、通常のオレンジとピンクのグラデーションとは異なる特別な演出が施される。
また、受賞者は自身のプロフィール背景をカスタマイズできるほか、「いいね」ボタンのデザインを独自のスタイルに変更するオプションも提供される。さらに、フィード上での露出機会が増えるなど、アプリ内での認知向上を促す仕組みも導入される。
審査員は、Instagramのトップ、アダム・モッセリ氏、映画監督のスパイク・リー氏、ラグビー選手のイロナ・マー氏、デザイナーのマーク・ジェイコブス氏、アーティストのKAWS氏などが名を連ねる。
英デザイナーのグレース・ウェールズ・ボナー氏がデザインした物理的なリングも授与する。第1回の受賞者は10月16日に発表される予定だ。
Instagramはこの制度について、「クリエイターの表現を通じて、世界中の人々が文化やアイデンティティを共有する場を広げていくことを目指す」と説明している。Ringsは今後も毎年開催され、表現や文化の多様性を反映する新しい形のアワードとして定着を図るという。
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