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ソフトバンク、スイスABBのロボット事業を約8000億円で買収 「次はフィジカルAI」と孫氏
ソフトバンクグループが、産業ロボ大手ABBのロボティクス事業を、総額53億7500万ドル(約8187億円)で買収すると発表した。
ソフトバンクグループは10月8日、スイスのABBのロボティクス事業を、総額53億7500万ドル(約8187億円)で買収すると発表した。「AIロボット事業を飛躍的に強化する」狙い。
EU、中国、米国などの規制当局の承認を受けた上で、2026年半ばから後半に買収を完了する予定だ。
ABBは、日本のファナック、安川電機、ドイツのKUKA(KUKA)と並ぶ世界4大産業用ロボットメーカーで、ロボティクス事業の2024年12月期売上高は22億7900万ドル、従業員は約7000人。
ABBは同事業を分社化し、持株会社を新設。ソフトバンクGは子会社を通じ、持株会社の全株式を取得する方針だ。
孫正義会長兼社長は、「次のフロンティアは『フィジカルAI』。ASIとロボティクスを融合させることで、人類の未来を切り拓く画期的な進化を実現する」とコメントしている。
同社はAI投資を積極化しており、1月には米OpenAI、米Oracleとの合弁でのAIインフラ投資計画「Stargate」を発表。3月には米AI半導体企業Ampere Computingを買収している。
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