ジモティー、会わずに「置くだけ」で受け渡し PUDOステーション活用

ジモティーは、宅配便ロッカー「PUDOステーション」を介して譲りたいモノを取引できる実証実験を、11月4日に東京都世田谷区でスタートする。

[ITmedia]

　ジモティーは10月28日、宅配便ロッカー「PUDOステーション」を介して譲りたいモノを取引できる実証実験を、11月4日に東京都世田谷区でスタートすると発表した。エリアは順次拡大する。

　ジモティーは、近隣の住民同士で不要品を譲り合ったり、売買したりできるサービス。PUDOステーションを利用することで、取引相手と対面せずに受け渡しできる。CtoCサービスでPUDOを物品受け渡しに直接利用するのは国内初。

ニュースリリースより

PUDOステーションのイメージ

　出品者は、出品時にロッカーでの受け渡し可否を設定。購入者（譲り受ける側）がアプリ上でロッカー取引を選び、受取時間を指定して利用料をオンライン決済する。ロッカー利用料は購入者が負担する（1時間80円〜）。

　その後、出品者が最寄りのPUDOステーションに品物を預け入れ、購入者は、通知された二次元バーコードで品物を受け取る形だ。

　実証実験は国土交通省の「多様な受取方法等の普及促進実証事業費補助金」の対象事業として採択された。将来は、ロッカーに限らない多様な非対面取引の選択肢を検討し、全国へ事業展開する方針だ。