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アスクル、Web注文を一部再開 一括購買「ソロエルアリーナ」から
アスクルは11月12日、ランサムウェア被害の影響で中止していたWeb受注業務のうち、一括購買サイト「ソロエルアリーナ」の一部の商品で受注を再開した。
アスクルは11月12日、ランサムウェア被害の影響で中止していたWeb受注業務のうち、一括購買サイト「ソロエルアリーナ」の一部の商品で受注を再開した。
「ASKUL」のWebサイトでの受注を含む業務の本格再開は12月上旬以降になる見通しだ。
12日に再開したのは、ソロエルアリーナの全会員からのWeb注文。これまでFAXで受注していた箱単位の注文(コピー用紙など/約230アイテム)と、医療機器などメディカル品(477アイテム)の単品注文で、Web受注を再開した。
ただ倉庫管理システムを使わずに運用しているため、通常サービスよりも配送に日数がかかっているという。
ソロエルアリーナでのサプライヤーからの直送品の受注も同日に再開。文具や日用品、飲食消耗品、PC周辺機器など約200万アイテム (9サプライヤー)でスタートし、順次拡大する。
アスクルの出荷拠点は、10月29日時点で、東京・新木場物流センターとASKUL大阪DCの2拠点のみだったが、11月7日から仙台、横浜、名古屋、関西、福岡の5拠点が加わった。
「ASKUL」のWebサイトでの受注などは12月上旬以降になる見通し。個人向け通販「LOHACO」(ロハコ)はサービスを停止しており、再開時期は確定次第告知する。
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