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スパコン世界ランク「富岳」は7位で変わらず ドイツが米国以外で初のエクサ級に到達
スーパーコンピューターの計算速度を競う世界ランキング「TOP500」が11月18日、発表され、理化学研究所と富士通が共同開発した「富岳」(神戸市)は今年6月の前回発表と同じ7位だった。
スーパーコンピュータの計算速度を競う世界ランキング「TOP500」が11月18日、発表され、理化学研究所と富士通が共同開発した「富岳」(神戸市)は6月の前回発表と同じ7位だった。
ランクはスパコン関連の国際会議の開催にあわせて約半年ごとに発表される。上位10位まで前回と順位の変化はなく、1位は米ローレンス・リバモア国立研究所の「エル・キャピタン」だった。
エル・キャピタンの性能は前回より向上し、計算速度は毎秒180京9000兆回(京は1兆の1万倍)となった。4位のドイツのスパコンも性能が向上し、同ランクでは米国以外で初めて毎秒100京回以上の計算ができる「エクサ級」に到達した。富岳の計算速度は毎秒44京2010兆回だった。
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