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Perplexity、「疑義に困惑と遺憾の意」と回答 産経新聞社などの抗議に対し
AI検索サービスを展開する米国の新興企業Perplexityは、配信記事を無断で利用し著作権を侵害しているとして即時利用停止などを求める抗議書を送付した産経新聞社に対し、「日本でPerplexityに対する疑義が提起されていることについて困惑と遺憾の意を抱いている」とメールで回答した。
AI検索サービスを展開する米新興企業Perplexityは12月2日(日本時間)、配信記事を無断で利用し著作権を侵害しているとして即時利用停止などを求める抗議書を送付した産経新聞社に対し、「日本でPerplexityに対する疑義が提起されていることについて困惑と遺憾の意を抱いている」とメールで回答した。
Perplexityはメールの中で、「日本から毎日、数百万もの質問が寄せられ、知的好奇心と情報を正しく理解しようとする権利に応えられている」との立場を主張。さらに報道機関などからの照会に対し、「事実関係を確認した上で誠意をもって全面的に回答する」と説明した。
産経新聞社は1日、Perplexityに対し、著作権侵害行為の即時停止などを求める抗議書を送付。毎日新聞社と共同通信社も同日、Perplexityにそれぞれ抗議したほか、共同通信に加盟する48社も連名で抗議声明を発表した。
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