検索
ニュース

「ATM利用中の通話」をカメラで検知→取引中止、ゆうちょ銀行 AIで特殊詐欺対策を強化

ゆうちょ銀行は12月8日、特殊詐欺被害を防止する取り組みとして、ATM前での携帯電話などによる通話をAIで検知し、必要に応じて取引を中止する対応を2026年1月から始めると発表した。防犯カメラで取得した画像情報などを基に、通話の有無を判断する。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 ゆうちょ銀行は12月8日、特殊詐欺被害を防止する取り組みとして、ATM前での携帯電話などによる通話をAIで検知し、必要に応じて取引を中止する対応を2026年1月から始めると発表した。防犯カメラで取得した画像情報などを基に、通話の有無を判断する。

photo
(出典:いらすとや)

 同行は、防犯カメラの映像をAIで分析する仕組みをすでに導入しており、通話中と判断した場合には、ATM上部に設置したデジタルサイネージに警告画面を表示。警告音でも注意を促してきた。この仕組みをさらに強化する形だ。

 同行は「お客さまの大切な財産を守るとともに、安心して当行をご利用いただくための取り組み」として、利用者に理解と協力を呼びかけている。

photo
発表全文

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る