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iOS 26.2配信、デフォルトブラウザをSafari以外からも選べるように 「スマホ新法」対応で
米Appleは、12月13日に配信を開始した「iOS 26.2」から、ブラウザと検索エンジンのチョイススクリーン(選択画面)を表示するようになった。12月18日に全面施行される「スマホ新法」に対応したもので、Safari、Chrome、Edgeに加えDuckDuckGo、Braveなども選択可能になる。
12月18日に全面施行されるスマートフォンソフトウェア競争促進法(スマホ新法)に合わせ、13日に配信開始された「iOS 26.2」ではブラウザや検索エンジンの「チョイススクリーン」(選択画面)が表示されるようになる。スマホの初回起動やOSアップデート後、デフォルトで使用するソフトウェアを選ぶ画面が現れる。
EUではiOS 17.4以降、その他の国や地域ではiOS 18.2以降でデフォルトアプリの変更が可能だった。今回のiOS 26.2からは、Safariの初回起動時にデフォルトブラウザを選ぶ画面が出る。
これまでのデフォルトブラウザアプリ選択では、Safari、Chrome、Edgeの3種類のみに限られていた。iOS 26.2ではDuckDuckGo、Braveといった他のWebブラウザアプリも選べるようになった。インストールの有無に関わらず、推奨アプリとして表示する。
Webブラウザの検索エンジンを選ぶチョイススクリーンも出現する。Google、Yahoo、Bing、DuckDuckGo、Ecosiaの5種類から選べる点は、これまでのデフォルト検索エンジン選択画面と同様だ。
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