XREAL、新ARグラス「XREAL 1S」発表 1200pでリアルタイム3D変換に対応
XREALはARグラスの新モデル「XREAL 1S」をCES 2026に合わせて発表した。解像度を1200p、最大輝度を700ニトに向上させ、専用チップ「X1」により単体での3DoFトラッキングを可能にした。価格は449ドル(日本では6万7980円)で1月下旬発送予定。ハブ機能を持つ周辺機器「XREAL Neo」も併せて投入する。
中国XREALは1月4日(米太平洋時間)、ラスベガスで6日から開催のCES 2026に合わせ、ARグラス「XREAL 1S」(以下「1S」)を発表した。2024年12月に投入した初代「XREAL One」の後継として位置付けている。価格は、米国で449ドル。日本ではXREALの公式オンラインショップで6万7980円で予約を受け付けており、2026年1月下旬から順次発送予定としている。同ショップでは予約特典として「XREAL Hub」が付属する。
XREALは、1Sをエントリー向けARグラスの新基準と謳う。平均171インチの空間スクリーンを投影し、従来機から主要スペックを底上げした。解像度は1080pから1200p Full HDへ、最大輝度は600ニトから700ニトへ向上し、sRGBカバー率も108%へと強化された。視野角は50度から52度へ、アスペクト比は16:9から16:10へ引き上げ、最大120Hzのリフレッシュレートは維持する。仮想スクリーンのサイズをボタン操作で変更でき、最大500インチ相当まで拡大できるとしている。また、Boseのエンジニアによる音響チューニングや、周囲の明るさに応じてレンズの濃さを変える自動電子調光機能も備える。重さはXREAL Oneと同じ82gだ。
空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載し、グラス単体でのネイティブ3DoFトラッキングに対応する。さらに新機能「Real 3D」により、映画やゲームなどの2Dコンテンツをグラス側でリアルタイムに3D変換して視聴できるとしている。
XREALは、モバイルバッテリー機能とDisplayPort Alt Mode対応ハブを統合した周辺機器「XREAL Neo」も併せて発表した(別記事)。Neoは単体でARグラスやスマートフォン、ゲーム機への給電が可能なほか、映像入力のハブとして機能し、ドック不要での外部機器接続を実現する製品だ。日本の公式オンラインショップではXREAL 1Sとのセット販売も行っている。
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