東京都交通局は2月3日、都営新宿線の車内で同日夕、乗客のモバイルバッテリーが発煙した事故を受け、全線で一時運転を見合わせた。最大42分の遅延が発生し、約1万8000人に影響が出たという。
3日午後4時40分ごろ、笹塚駅発・本八幡駅行き車両の9号車で乗客のモバイルバッテリーが発煙。列車は森下駅に停車し、消防と警察が現場検証した。
体調不良を訴えた乗客が2名いたが、緊急搬送者はいなかった。運休は2本だった。
午後5時5分に新宿駅〜岩本町駅間で運転を再開し、午後5時14分に全線で運行を再開した。
電車内でモバイルバッテリーが発火・発煙する事故は、各地で相次いでいる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
東京メトロ八丁堀駅でモバイルバッテリーから発火 車両の床が一部燃える
1月21日午前8時10分ごろ、東京メトロ日比谷線八丁堀駅で、モバイルバッテリーから発火していると119番通報があった。
“発火しにくい”モバイルバッテリー続々 「脱リチウムイオン」へ動き出したバッテリーの世界
山手線での発火事故で再注目されたモバイルバッテリーの安全性。過剰な価格競争で粗悪品が横行する中、国内メーカーが動き出した。エレコムはナトリウムイオン電池、cheeroやCIOは半固体電池を採用した製品を相次ぎ投入。ポータブルバッテリー界隈では全固体電池も登場し、「脱リチウムイオン」の流れが加速している。
鉄道で相次ぐバッテリー火災 メーカーや製品名がなかなか出てこない理由とは?
猛暑が続く7月、電車や駅構内で充電池による火災が相次いだ。事故の映像がSNSで拡散する一方、バッテリーのメーカーや製品名はなかなか報じられない。なぜなのか。
