Flipboard、マルチSNS統合リーダー「Surf」の一般提供開始
Flipboardは、複数のSNSやコンテンツを統合管理できるソーシャルWebサイト「Surf」を一般公開した。BlueskyやMastodon、YouTubeなどの投稿を1カ所に集約し、アルゴリズムに依存せず運営者が表示をコントロールできるのが特徴。ユーザーはカスタムドメインを割り当て、独立したサイトとして公開し、運用できる。
米Flipboardは4月2日(現地時間)、2024年12月からβ提供してきたソーシャルWebサイト「Surf」の一般公開を発表した。
Flipboardが提唱する「ソーシャルWebサイト」とは、特定のプラットフォームに縛られることなく、クリエイターやパブリッシャー、コミュニティが自身で管理し、所有できるWeb上のスペースのことだ。従来のSNSのようにアルゴリズムや表示方法をプラットフォーム側に依存するのではなく、運営者自身がそれらをコントロールできる点が大きな特徴という。
SurfのWebサイトに表示できるサービスは多岐にわたる。「AT Protocol」ベースのBluesky、「ActivityPub」ベースのMastodonやThreadsなどの分散型SNSのプロフィールや投稿に加えて、YouTubeの動画、ポッドキャスト、ブログ、RSSフィードなどを1カ所に統合して表示できるので、ユーザーを新たなプラットフォームに誘導してゼロから関係を築く必要はない。
ソーシャルWebサイトは、大手メディアから個人のクリエイター、一般ユーザーまで誰でも作成し、利用できる。すでに米メディアのThe VergeやWIRED、独立系ジャーナリスト、個人のクリエイターなどが読者向けに独自のサイトを開設している。
一般ユーザーにとっては、特定の関心事や趣味、特定のアカウントに関する情報を1カ所にまとめておくことで、分散していた会話やコンテンツを横断的に閲覧・探索する場として使える。
自分のソーシャルWebサイトを作成するには、まず「surf.social」にアクセスしてサインアップし、サイドバーから「+Create Feed」を選択する。プロンプトに従って情報ソースを追加し、コミュニティ用のハッシュタグやフィルタを設定してフィードをカスタマイズしていく。訪問者にどう体験してほしいかに応じて、表示モードをposts(投稿)、watch(視聴)、listen(聴取)、look(閲覧)の中から設定できる。フィード完成後、ヘッダの3点メニューから1ユーザーにつき最大5つのカスタムドメインを割り当てて、Web全体で共有できる独立したサイトとして公開する仕組みだ。
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