エレコム、ナトリウムイオン電池採用のハンディファン2製品を投入 ペルチェ素子で冷えるモデルも
エレコムはハンディファンの新製品にナトリウムイオン電池を採用。一般的なリチウムイオン電池の約10倍に当たるサイクル寿命をアピールしている。
PC周辺機器メーカーのエレコム(大阪市中央区)は、4月上旬からハンディファンの新製品4シリーズ計12モデルを販売する。このうち2シリーズにナトリウムイオン電池を採用。一般的なリチウムイオン電池の約10倍に当たる約5000回のサイクル寿命(充放電回数)をうたう。
「FAN-U264シリーズ」は、フロント部分にペルチェ素子の冷却プレートを搭載したモデル。首筋などにあてて直接冷やすことができる。10段階の風量調整が可能で、風量や充電状態が一目で分かるデジタル表示も備えた。
「FAN-U265シリーズ」は、ナトリウムイオン電池採用のコンパクトモデル。冷却プレートは持たないが、100段階の風量調整が可能だ。
いずれもUSB Type-Cポートを備え、AC充電器やPC、モバイルバッテリーなどから充電できる。本体は過充電/過放電を防ぐ回路設計に加え、ファンに髪の毛を巻き込んだり、異物を挟み込んだりすると自動的に停止する安全設計という。
連続駆動時間は、FAN-U264シリーズで冷却プレートをオンにした場合は最長約1.2時間、プレートオフで最長約4.5時間(いずれも満充電時)。FAN-U265シリーズは最長約3時間となっている。価格は2シリーズとも各3980円。
ナトリウムイオン電池は、サイクル寿命の長さに加え、コバルトやリチウムなどを使用しないため、発火しにくく環境負荷も少ないとされている。エレコムは2025円3月に初めてナトリウムイオン電池を使ったモバイルバッテリーを発売。26年2月には化学的安定性が高い半固体リチウムイオン電池のモバイルバッテリーを発売するなどバッテリーの安全性向上に取り組んでいる。
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