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BS-TBSもBS4K放送の終了を発表 民放キー局の4K放送は“ゼロ”に

BS-TBSは15日、4K放送「BS-TBS 4K」について、27年1月24日以降の衛星基幹放送業務の認定更新を行わないと発表した。民放5局の4K放送が終了することになった。

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 BS-TBSは4月15日、4K放送「BS-TBS 4K」について、2027年1月24日以降の衛星基幹放送業務の認定更新を行わず、放送を終了すると発表した。民放BS局5社のうち、すでにビーエスフジとBSテレ東BS朝日が終了を発表し、BS日本も免許を新たに申請しない考えを明らかにしているため、民放の4K放送自体が終了することになる。


BS/110度CS右旋左旋共用アンテナ(2017年のA-PAB記者会見で撮影)

 理由についてBS-TBSは「ここ近年、インターネット配信の急速な拡大やスマートデバイスの普及により視聴環境が劇的に変化しており、4K放送事業を取り巻くビジネス環境は極めて厳しい状態が続いている」と説明。BS 4K放送の収益性や利用拡大などについて検討を重ねた結果、現在の4K放送事業を終了することを決めたとしている。

 具体的な放送終了日などは後日発表する。また同社が制作する4Kコンテンツについては、他の4局と同様「WOWOWオンデマンド」で秋に始める4K無料配信の枠組みで配信していく。

 18年12月に放送を始めたBS4Kは、視聴者が増えない一方で制作コストは余計に掛かるという苦しい状況が続いていた。TBSホールディングスが25年9月の総務省「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」に提出した資料には「当初から収支は厳しく、累計でも大きな赤字」「直近でも約8.5億(円)の赤字」などとつづられていた。


BS-TBSの発表資料全文(出典:TBSのWebサイト)

BS-TBSが総務省の検討会に提出した資料。厳しい懐事情を吐露していた(出典:総務省のWebサイト)

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