ビジネスの世界では、“PCが使える”ことはもはや何のメリットにもならない。現在ビジネスパーソンに求められているのは、“PCを使いこなすスキル”と、そのスキルを“ビジネスに結びつける発想力”だ。PCを「ThinkPad X41 Tablet」に切り替えることによってライバルに差をつけるPC活用法を見出した、あるビジネスマンの話を紹介しよう。
「さらに一歩上を行くことはできないか?」
Aさんは常に考えていた。今や取引先にノートPCを持ち込んでプレゼンを行うことなど、誰しもがやっていることだ。ノートPCにデータ通信カードを装着して外出先でメールチェックやWebブラウジングを行うのも、見慣れた光景となってしまった。
もはや、ありきたりのノートPCでは、クライアントの関心を引き付けることはできない。「周囲にインパクトを与えつつ、仕事の効率も上げることができるビジネスツール」をAさんは探していたのである。
Aさんが目を付けたのはタブレットPCである。それも登場したての「ThinkPad X41 Tablet」(以下、X41 Tablet)だ。このマシンを見てAさんはひらめいた。「このマシンなら周囲へのインパクトも大きい。ペンオペレーションも魅力的だ」と。
「これなら営業先へのインパクトが大きい。さらにドッキングステーションでデスクトップライクな使い方もできるから、いま使っているデスクトップPCとの併用をタブレットPCに一本化できるぞ」とAさんは考え、即座にX41 Tabletの導入を決めたのである。
一見すると普通のノートPCに見えるタブレットPCだが、ディスプレイが回転してタブレットスタイルへと変化するインパクトは大きい。もちろん、搭載するOSはWindows XPのスーパーセットであるWindows XP Tablet PC Editionなので、普段利用しているビジネスアプリケーションがそのまま動作する。PowerPointを始めとするOfficeシリーズも、タブレットPCならではの使い方ができるので、通常のノートPCを使っているライバル達と差を付けることが可能になるとAさんは考えたわけだ。
「今だからこそ、X41 Tabletのインパクトは大きい。通常のノートPCと思わせつつディスプレイを相手の方へ回して驚かせたり、タブレットPCならではプレゼンを実施することで、相手の関心を引き寄せるチャンスになる」と。
以上のような経緯でX41 Tabletを導入したAさん。X41 Tabletを導入してから彼のビジネスシーンがどのように変化したのかを追ってみよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.