あなたのPCをスパイウェアから守る――シマンテックの対策最新セキュリティ講座 第3回(2/2 ページ)

» 2006年03月08日 00時00分 公開
[瓜生聖,ITmedia]
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スパイウェア対策は総合的なサービスで選ぶ

 では、スパイウェアやウイルスを発見し、防御するためにシマンテックはどのような体制を敷いているのだろうか。最近になって海外のセキュリティ対策ソフトウェアの日本語版が販売されるケースが多くなってきた。中にはとても安い価格で販売されているものもあるが、セキュリティ対策はソフトウェアではなくサービスで行うということを意識しなくてはならない。つまり、製品そのものよりもウイルスやスパイウェアの情報を収集し、パターンファイルの作成、Webでの情報サービスを行う拠点、スタッフの体制がどうなっているか、といった運用・保守面こそが重要なのだ。

 このような運用・保守のために必要な人的・金銭的リソースは、製品開発に比べて非常に大きく、後発のベンダーが古参のベンダーと同等レベルのサービスを提供するためには採算度外視で数年間耐えるだけの体力を持った企業であるか、あるいは既存の企業を買収するなどの方法でなければ難しい。

 シマンテックの場合は現在、日本・オーストラリア・イギリス・ドイツ・アメリカの世界5カ所にオペレーションセンターを持っている。自動的に脆弱性を突いて侵入するワームを除くと、ユーザーのオペレーションが感染の原因となるため、感染速度は時間帯に影響される。インターネットによって国境はなくなった、と言われることが多いが、厳然として時差が存在する以上、世界各地にオペレーションセンターを置くことは非常に意味のあることだ。

世界各地から24時間体制でユーザーのPCを守るシマンテック

 また、61カ国の監視の対象国、180カ国2万台の登録センサー、導入システム数に至っては1億2000万台にも及んでおり、広範囲に渡って情報収集を行っている。膨大な数のスパイウェアやウイルスなどを収集し、その調査から対策、パターンファイルの配布までを、24時間休みなく行い続けることができるベンダーがそうそうないであろうことは容易に想像できるだろう。Norton Internet Security 2006は、これらの強力なネットワークを背景に、日々あなたのPCをインターネットの脅威から守ってくれる。

 次回はNorton Internet Security 2006の製品そのものに焦点をあて、使い勝手などを見ていくことにしよう。

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提供:株式会社シマンテック
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年5月31日