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やっぱり最後も笑顔でしょうっ!! パート1COMPUTEX TAIPEI 2006(1/2 ページ)

6月6日から10日まで台北市で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2006。この記事で幕を開けたとなれば、終わりもコレで行くしかないっ、のでしょうか……。

過去最大規模・入場者数だったものの……

COMPUTEX TAIPEIの推移
内容
年度 2004 2005 2006
ブース数 2828 2853 2907
訪問者数
海外 2万6221人 2万8254人 3万275人
国内(台湾) 9万1934人 10万1639人 10万150人
合計 11万8155人 12万9947人 13万452人
COMPUTEX TAIPEIのFact Sheetより抜粋

 まずはCOMPUTEX TAIPEI 2006のデータをまとめてみよう。右の通り、今年は過去最大規模のブース数と入場者にふくれあがった。実際、開催初日からブースは人であふれ、取材活動も人をかき分けて行うほどだった。

 一方で、インテルの新チップセット正式発表やAMDのSocket AM2やAMD LIVE!のアピールを始めとして、デュアルコアCPU対応PCやマザーボード、ベアボーンキットなど数多くの製品が会場にあふれたが、新味に乏しかったことは否めず、ワクワク感は少なかったというのが正直な印象だ。

過去最大級のプロモーション費用を投入したインテル

会場の外壁にかけられたインテルの巨大な看板

 その中でひときわ目を引いたのは、COMPUTEX TAIPEIで過去最大のプロモーション費用を投入したというインテルだ。会場の内外を問わず、あらゆるところにインテルとCore 2 Duoのロゴがあふれ、従来のPentiumブランドからの切り替えを猛烈にアピールしていた。

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 とくに露出度が高かったのは、会場や主要ブースの各所に配置された“インテル コンパニオン”だ。取材でいろいろなブースを訪れたのだが、そこには青と白のコスチュームに身を包んだ女性が、必ずと言っていいほど我々を待ちかまえていた。各所に設けられた案内所にもインテル コンパニオンが常駐し、インテルステッカーやインテルロゴ付きのミネラルウォーター、アイスクリームを無料で配布していた。

 ここでは、“貴重な”取材写真を基に、インテルがいかに資金を投入したかを実証していこう。

筆者が汗だくでレンズの交換をしているときに、笑顔でミネラルウォーターを渡してくれたFICブースのインテル コンパニオン(写真=左)。右の写真はFoxconnのブースでインテル製ビニールバッグを配っていたコンパニオン
「わたしを見て!」とばかりにポーズを決めてくれたBenQブースのインテル コンパニオン(写真=左)。画像をクリックするとさらに決めポーズが。右はMSIブースにいたコンパニオン2人組。手の絡ませ方も板に付いている
こちらは屋外の案内所でインテルロゴシールやバインダーを配っていたコンパニオン。カメラを向ける前は、けだるそうにしていたのは内緒だ(写真=左)。右の写真はMSIブースで見かけた2人組。挑発的なアゴのラインが、いやはやなんとも
Shuttleのブースでインテルロゴ付き透明バッグを配布していたコンパニオン(写真=左)と、Hall 1の通路で山盛りのインテルグッズを手にした3人組(写真=右)。しかし、持っていたCPUはCore 2 Duoではなく…
チャンドラシーカ氏の基調講演会場で懸命に販促グッズを配っていた女性(写真=左)。さて、わたしが配っていたものは何でしょう? 答えは画像をクリックしてのお楽しみ。右の写真は会場外の駐車場で出撃を待つインテル謹製自転車たち
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