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100メートル歩くとCPUが1万円安くなる週末アキバPickUP!(2/4 ページ)

アキバ各ショップに入荷された新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップする「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「CPUプレ価格改定」「AGP人気衰えず」「黒軸キーボード」「超お手軽水冷」だ!

AGP版GeForce 7600GS搭載グラフィックスカードが好調に売れる

フェイス秋葉原本店のPOPが示すとおり、AGPの人気はまだまだ衰えていない

 今週の木曜日から、複数のメーカーがAGP 8x対応のGeForce 7600GS搭載グラフィックスカードの販売を始めている。金曜日に確認できたのは、玄人志向の2モデルと、InnoVision、MSIの4製品だ。在庫数はモデルによってまちまちだが、いずれも好調に売れているという。

 玄人志向の「GF7600GS-A256H」は、800MHzで動作する256MバイトのDDR2メモリを搭載する。GPUクロックは400MHzで、アナログD-SubとDVI-I、TV-Outを備える。価格は1万6000円前後で、潤沢に在庫するショップが多かった。

 兄弟モデルの「GF7600GS-A512H」は、DDR2メモリの仕様だけが異なる。動作クロックが533MHzに下げられているが、容量は2倍の512Mバイトを搭載する。価格は2万円弱で、GF7600GS-A256Hに比べて入荷数を抑えているショップがいくつかあった。

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玄人志向「GF7600GS-A256H」(写真=左)と、「GF7600GS-A512H」(写真=右)

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 InnoVisionの「Inno3D Geforce 7600 GS」とMSIの「NX7600GS-TD256」は、GF7600GS-A256Hとほぼ同じ仕様だ。256MバイトのDDR2メモリを搭載し、メモリクロックは800MHz、GPUクロックは400MHzで動作する。Inno3D Geforce 7600 GSは1万7000円弱で在庫は潤沢。NX7600GS-TD256は1万9000円前後で販売されており、4モデルの中でもっとも品薄だった。

InnoVision「Inno3D Geforce 7600 GS」(写真=左/中央)とMSI「NX7600GS-TD256」(写真=右)

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 AGP 8x対応のグラフィックスカードは、登場するたびに「これで最後か!?」と話題になる。フェイス秋葉原店は「今後6万円以上のハイエンドクラスが登場する可能性は低いですね。帯域がボトルネックになる点を考えれば、PCI-Express x16のみになるでしょう。ただ、ミドルレンジクラスはアジアや北米で大きな需要があるのでまだ存続すると思います」という。

 一方、別のショップで「NVIDIAがAGP 8x用のモジュールを来年から製造しなくなる」という気になる噂を耳にした。「これが本当ならAGP 8xで残されるのはATI系だけになるでしょうね」。

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