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VMware、Mac OS X版仮想マシン投入を正式表明
Parallels DesktopのライバルとなるIntel Mac用仮想マシンが登場する。
米VMwareは8月7日、Intel搭載Mac上でx86対応のOSを動作させることができる仮想化ソフトを発表した。
VMwareによれば、Windows、Linux、NetWare、Solarisの仮想マシンをMac OS X上で動かすことができるという。デモンストレーションが7日、Appleの開発者会議であるWorldwide Developers Conference(WWDC)で行われる。
Mac版では競合のParallels Desktopに先行されているが、7年の歴史と400万人以上のユーザーを持ち、仮想マシンイメージの資産があることがVMwareの強みで、Mac版VMwareは、Windows、Linuxなどほかのプラットフォーム向けVMware上の仮想マシンを動かすことができる。
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セキュリティ、ロードバランシング、コラボレーション、データベース、開発、コミュニケーション、ビジネスアプリケーションといった250以上の仮想アプライアンスをVMware Technology Network(VMTN)からダウンロードして利用することができる(VMTNのメンバーになる必要がある)。
β版は今年中にリリースされる予定。同社サイトから事前登録ができる。価格は未定。
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