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アップルストア銀座の8月15日Mac Proを見てきました(1/2 ページ)

CPUに5100番台のXeonを搭載し、フルクアッド化した最強のMacこと「Mac Pro」の姿を見に、直営店のアップルストア銀座に足を運んだ。

アップルストア銀座にお盆は関係なし

最大2基のSuperDriveを内蔵可能になったMac Pro

 世間はお盆ど真ん中の8月15日、例によって夏休みと縁のない筆者は、PowerPC G5だろうがXeonを搭載しようが、依然として高根の花であるMacのフラッグシップモデル「Mac Pro」を“冷やかし”に、東京は銀座にあるアップルストアへ向かった。

 店内はほぼいつも通りと言える込み具合で、多くの人でにぎわっていた。その中でも注目を集めていたのは、やはりMac Proだ。WWDC 2006の初日に発表されたMac Proだが、8月8日にはアップルストア銀座の店頭に登場し、即日販売が始まっている。

 8月15日現在、店内には2台のMac Proが展示され、実際に触ることができる。店員に声をかければ、(もちろん、立ち会いのもとで)サイドカバーを取り外して中身を見ることも可能だ。Mac Proは見た目こそ従来のPower Mac G5とうり二つだが、アーキテクチャはもちろんのこと、拡張性も強化されており、まったく別のマシンと言えるほどに進化している。この辺りの詳細については、WWDC 2006レポート第3弾や製品レビューでお届けする予定だ。

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“けた違いに速い”Mac Proにビックリ

標準仕様のMac Proには2.66GHz駆動のXeonが2基(=クアッドコア)搭載されている

 展示機が2台しかないこともあるが、Mac Proには常に人だかりができ、店員と話し込んでいるユーザーが多かった。標準構成で31万9800円と高価なモデルだが、売れ行きは順調だという。もともと、ビデオ編集や3Dレンダリングなどが主用途のワークステーションゆえ、一般ユーザーには縁が遠いモデルとも言えるが、アップルコンピュータが「史上最速のMac。」とうたうだけに、気になる存在であるのは間違いないといえそうだ。実際店員に話を聞いたところ、「前のモデルも速かったが、Mac Proはそれに比べてもけた違いに速くてビックリした」という。

 なお、アップルストア銀座では2.66GHz駆動のXeon 5150を搭載した標準構成のMac Pro(MA356J/A)のみ扱っており、細かなBTOについては直販のApple Storeを利用してほしいとのこと。もっとも、メモリ(FB-DIMM)の増設などは対応しているので、詳細は店員に確認してみるとよいだろう。

店頭でお出迎えするMac Proのポスター(写真=左)。展示機の前には常にユーザーの姿があった(写真=中央)。中には店員の許可のもと、5インチベイのユニットを実際に外している猛者もいた(写真=左)
Mac Proの全景。外観はPower Mac G5そのものと言えるが、5インチベイが2基に増えたり、コネクタの配置や構成が微妙に変わっている
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