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ASUS、サーバにもなるHDD内蔵多機能無線LANルータ「WL-700gE」国内発売を決定

ASUSは、160GバイトHDDを標準搭載しメディアサーバとしても利用可能な多機能無線LANルータ「WL-700gE」の国内発売を決定した。リリース時期は9月中旬以降の予定。

WL-700gE

 ASUSは、メディアサーバ機能を備える多機能無線LANルータ「WL-700gE」の国内発売を決定した。国内発売時期は9月中旬~下旬の見込みで、価格はオープン。予想実売価格は4万円前後。

 WL-700gEは、台湾ASUSにて製品発表のなされたHDD内蔵無線LANルータで、北米では既に発売済みとなっている製品。IEEE802.11b/g無線LANルータ機能、および10/100BASE-T有線LAN機能を備えるほか、標準で160GバイトHDDを本体に内蔵。DLNAガイドライン準拠の機器と接続することでメディアサーバとして利用できる。iTunesにも対応しており、オーディオサーバとして用いることもできる。

 インタフェースとしてUSB1.1/2.0ポート3基を装備。うち2基は汎用でネットワーク共有に利用でき、USB接続HDDやプリンタ、WebカメラなどをLAN共有できる。残る1基はUSBメモリ接続用で、こちらもネットワーク共用に対応するほか、本体の「コピーボタン」によるUSBメモリ-HDD間の簡単コピー機能を利用できる。

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 各種サーバ機能も搭載しており、Webサーバ/FTPサーバ、およびSambaサーバとしても利用可能。またユニークな機能として、あらかじめ登録したファイルの自動ダウンロード機能を装備。FTP/HTTP、およびBitTorrent経由での自動ダウンロード処理を、PC未接続状態で行なうことができる。

 本体サイズは241(幅)×161(奥行き)×45(高さ)ミリ(アンテナ含まず)、重量は約1.4キロ。

WL-700gE 正面図(左)、背面図(中)、および内部構造(右)

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