ニュース

日本HP、フチ無し印刷にも対応した多色インク大判プリンタ「HP Designjet Z」シリーズ

日本ヒューレット・パッカードは、グラフィックス用途向けの多色インク搭載大判プリンタ「HP Designjet Z」シリーズを発表した。

HP Designjet Z2100 Photo 24"モデル(左)、同 44"モデル(右)

 日本ヒューレット・パッカードは9月21日、グラフィックス用途向けの多色インク搭載大判プリンタ「HP Designjet Z」シリーズを発表、10月上旬より順次出荷する。

 HP Designjet Zシリーズは、グラフィックスアート/写真スタジオなどの分野向きとなる大判インクジェットカラープリンタで、大判インクジェットプリンタとしては初となるグレタグマクベス製「Eye-One(アイワン)」テクノロジーを採用するモデル。分光測光器を内蔵し用紙ごと異なる色再現性の数値化と補正、デバイス間での色の整合作業の自動化を行なうことで安定した色味再現を実現する。

 製品ラインアップは8色インクモデルの「HP Designjet Z2100 Photo」シリーズ、および12色インクモデルの「HP Designjet Z3100 Photo」シリーズの2モデルを用意。それぞれ24インチ/44インチ対応製品を用意するほか、HP Designjet Z3100シリーズにはポストスクリプト・ソリューション対応の「HP Designjet Z3100ps Photo」もラインアップ予定となっている(2007年3月頃出荷予定)。

advertisement

 インクには新開発のHP Vivera顔料インクを採用。従来の染料機を凌ぐ広い色域表現を実現しており、SWOP/ISO coated/EUROSCALE/TOYOなどの主要なカラースペースを完全にカバーする。

 また、大判プリンタ初となるフチ無し印刷に対応(光沢/半光沢ロール紙使用時)。インタフェースも改善され、印刷プレビュー機能の搭載により直感的な操作を可能としている。

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.