「彼はシャイなナイスガイだったよ」――アンディがアキバに残していったモノ:古田雄介のアキバPickUP!(4/4 ページ)
大ヒットCPUクーラー「ANDY SAMURAI MASTER」のパッケージでお馴染みのアンディ氏がアキバにさまざまなアイテムを残していった。低消費電力タイプのデュアルコアCPUも出そろい、話題を呼んでいる。
イイトコを突いたヒットパーツ×2
先週目立って人気を集めていた新製品が2モデルあった。両製品とも、店内であまり目立たないものの、一部のユーザーに強く支持されている。
abitのmicroATXマザー「AN-M2HD」は1万3000円弱で、木曜日から出回っており、在庫は少数。グラフィックスに「nForce630a」を内蔵したチップセット「GeForce 7025」を採用し、HDMI出力に対応している点が特徴だ。付属のアダプタでDVI出力に変換することもできる。
6月初旬には同チップセットを搭載し、DVI端子をオンボードする「AN-M2」が出回っており、こちらもヒットした。「どうせならHDMI出力もサポートする製品が良いと、待っていたユーザーが少なからずいたようです。GeForce 7025を搭載するマザーもまだ少ないので、NVIDIA派中心に売れていますね」(TSUKUMO eX.)という。
もう1つは、リードテックのグラフィックスカード「WinFast PX8500 GT TDH EXTREME」。価格は1万6000円前後で、複数のショップに潤沢に入荷している。
GeForce 8500 GTをオーバークロックした製品で、コアクロックは520MHz、メモリクロックは1.4GHzに達する。T-ZONE.PC DIY SHOPは「8500シリーズでDual DVI出力できる製品はめずらしいです。リードテックというネームバリューも手伝って、マルチディスプレイを構築している非ゲーマー層に人気ですね」と語った。
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