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真の“X38環境”は年末商戦で完成する?古田雄介のアキバPickUP!(2/4 ページ)

X38マザーが解禁となり、ギガバイトとASUSTeKから計2モデル登場。ただし、最新チップセットの性能を堪能できる環境が整うのは、もう少し寒くなってからのようだ。

「買う人の95%はオーバークロッカー」

Thermalright「IFX-14」

 木曜日からThermalrightのCPUクーラー「IFX-14」が複数のショップで販売され、話題を呼んでいる。価格は1万円弱で、在庫はやや少数だ。

 IFX-14は計8本のヒートパイプを通した2枚の大型フィンと、バックパネルからCPUの熱を吸収する補助クーラーをセットにした強力なCPUクーラーだ。ヒートシンク単体で重量は790グラムに及び、高さは約16センチ。メインクーラーのフィンには最大14センチのファンが装着できるようになっている。対応ソケットはLGA775とSocket AM2。

 以前からデモ機を展示していたT-ZONE.PC DIY SHOPは「待っていた人が多く、初日から好調に売れています。デモ機を見て、GPUクーラーやチップセットクーラーなど、ほかのThermalright製品も一緒に買っていくユーザーも多いですよ」と話す。

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 ただ、この好調ぶりに複雑な表情を浮かべるショップもあった。「95%はオーバークロック志向の人が買っていきます。つまりは、保証外の使い方をする人がほとんどなんです。取り付けが複雑なのですが、サポートする訳にもいかない。購入する人には、重ね重ね自己責任でとお願いしています」(某ショップ)とのこと。

T-ZONE.PC DIY SHOP 3Fに展示されたIFX-14のデモ機。ほかにもメモリクーラーやチップセットクーラー、GPUクーラーなどが装着されていた

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