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「家電街としてのアキバを再び」――南秋葉原で石丸電気が生まれ変わる古田雄介のアキバPickUP!(3/4 ページ)

10月26日に、改装工事をしていた石丸電気グループが全店オープンを果たした。アキバ南部に点在する赤い看板には、家電ショップとしての自負が込められている。

衰えるAGP 8X需要も、RADEON 2600/2400カードだけは事情が違う様子

Sapphire「HD 2600 XT 256M GDDR3 AGP」(右)と、同「HD 2400 PRO 256M DDR2 AGP」(左)

 先週、AGP 8X対応のグラフィックスカードで最強の性能を持つと言われるSapphire「HD 2600 XT 256M GDDR3 AGP」が、複数のショップに入荷した。価格は1万8000円前後で、在庫はやや少数。また、RADEON HD 2400 PRO搭載の「HD 2400 PRO 256M DDR2 AGP」を同時に入荷しているショップもあった。こちらは1万円弱で出回っている。

 HD 2600 XT 256M GDDR3 AGPは、RADEON HD 2600 XTと256MバイトのDDR3メモリを搭載するAGP 8Xのグラフィックスカード。アナログRGBとDVI-I端子を備えており、HDMI出力はサポートしていない。

パッケージに缶を採用したTwintech製「G8500 GT」も、一部で注目を集めていた。こちらはGeForce 8500 GTを搭載したPCI Express x16対応カード。価格は1万2980円だ

 AGP 8X対応のグラフィックスカードは古めのマザーボードを使うユーザーに一定の需要があるが、「最近はPCI Express x16に変えた人が多いようで、さすがに売れ行きが鈍ってきました」(TSUKUMO eX.)という。それでもHD 2600 XT 256M GDDR3 AGPの売れ好きは好調だとか。

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 その理由を、某ショップは「シングルコアCPUでも、ハイビジョン映像が快適に出力できる独自の機能を備えている点が大きいですね。古めのマシンをAV用途向けに再利用するにはもってこいですから。AGP 8X関連で、最後のヒット商品になる気がします」と語る。いったいいつまで“最後”が続くのか……。

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