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広色域パネルと高機能スタンドを採用した22インチワイド液晶ディスプレイ──「FlexScan S2231W-E」(4/4 ページ)

ナナオの新モデルとなる「FlexScan S2231W-E」は、NTSCおよびAdobe RGBカバー率で約92%の広色域を実現した22インチWSXGA+(1680×1050ドット)のワイド液晶ディスプレイだ。画面の縦回転使用やオーバードライブ回路の搭載、HDCP対応など、幅広い用途で安心して使える仕上がりになっている。

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 さらに、各モデルを検討する際に、注目したいポイントを厳選して比較したのが次の表だ。画面サイズと解像度、インタフェースを真っ先にチェックしたうえで、スペックや価格などで絞り込んでいくとよいだろう。ちなみに、表に掲載した全製品は、スケーリング機能として「フルスクリーン拡大」「アスペクト比を固定した拡大」「ドットバイドット表示」の3種類をサポートしている。こうしたスケーリング機能をエントリーモデルまで完備しているのは珍しく、ナナオのこだわりが見られる部分だ。

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画面サイズと解像度

 画面の解像度はフルHDをサポートするWUXGA(1920×1200ドット)が欲しいところだが、画面サイズが24.1インチになるので設置場所には注意が必要だ。フルHD解像度にこだわらないのであれば、本体サイズが小さく価格も安い22インチ以下のモデルがお勧めである。

液晶パネル

 液晶パネルはVA系とTN系に分かれ、VA系のほうが高品質だ。輝度やコントラスト比が高く、特に視野角ではTN系を大きく上回る。画質を重視するなら、VA系のモデルを選ぼう。

 また、動画の表示性能を左右するオーバードライブ回路も、TN系のモデルは搭載していない。白黒間の応答速度に限ればVA系モデルよりTN系モデルの方が高速だが、動画やゲームの表示はオーバードライブ回路があった方が有利だ。

インタフェース

 インタフェースの種類と数は、まずAV入力の必要/不必要で選択肢が分かれる。AV入力が欲しいなら、「FlexScan HD2451W」か「FlexScan HD2441W」で決まりだ。


 以上、FlexScanシリーズのワイド画面モデルについて選び方のポイントを簡単に紹介した。あとは用途と予算に応じて、好みの1台を見つけ出してほしい。なお、FlexScan S2231W-Eのリリースに伴い、ナナオの直販サイト「EIZOダイレクト」と直営店「EIZOガレリア」では、ワイド液晶ディスプレイのカスタマイズプログラム「MyStyle WIDE」も用意された。パネルのサイズやグレード、スタンドを自由に組み合わせて購入したいというユーザーは、こちらも併せてチェックしてみるとよいだろう。

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提供:株式会社ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年3月31日

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