2008年ラインアップのワイド液晶モデルを完全網羅！：EIZOワイド液晶ディスプレイ'08（2/4 ページ）
ナナオ製液晶ディスプレイ「FlexScan LCD」シリーズの2008年ラインアップからワイド液晶モデルをピックアップして紹介する。同時に掲載したガイド記事の一覧表から各モデルにジャンプできるので、製品選びに活用してほしい。
FlexScan SX3031W-H ── 29.8インチ2560×1600ドットという超大画面＆高解像度の新世代モデル
圧倒的な大画面と高解像度は、液晶ディスプレイの新しい時代を感じさせる。
FlexScan SXシリーズ全般の特徴でもあるが、ハードウェアキャリブレーションに対応したプロ向けの液晶ディスプレイ「ColorEdgeシリーズ」譲りの高画質機能を備える。画面の輝度ムラを改善するデジタルユニフォミティ補正回路、階調性を向上させる内部多階調ガンマ補正、Adobe RGBの色域を97％カバーといった点に注目だ。応答速度を高めるオーバードライブ回路も搭載している。ナナオの直営店「EIZO Galleria」などで、FlexScan SX3031W-Hの大画面と高解像度をぜひ体験してみてほしい。
なお、2560×1600ドットで表示するには、「デュアルリンクDVI」に対応したグラフィックスカードとケーブルが必須となる点は覚えておこう（ケーブルはFlexScan SX3031W-Hに付属）。
FlexScan SX2761W ── 1920×1200ドットを見やすく表示する27インチモデル
多数の高画質化機能を盛り込んだ「FlexScan SXシリーズ」のミドルレンジモデル。PC向けで1920×1200ドットの解像度を持った液晶ディスプレイの多くは24.1インチだが、それより一回り大きな27インチのパネルを採用。24インチクラスの製品と比べてドットピッチが大きくなるため、小さなフォントやグラフィックの細部などでも良好な視認性が得られる。
おもな高画質化機能は、画面の輝度ムラを改善するデジタルユニフォミティ補正回路、階調性を向上させる内部多階調ガンマ補正などだ。Adobe RGBの色域を95％カバーしたり、オーバードライブ回路の搭載もポイント。入力インタフェースがデジタル／アナログ両対応のDVI-I×2であるのも使いやすい。クリエイティブワークに関わる業務用途や個人ユーザーにお勧めだ。
FlexScan SX2461W ── 高画質にこだわった1920×1200ドットの24.1インチモデル
多数の高画質化機能を盛り込んだ「FlexScan SXシリーズ」の24.1インチモデル。上位モデルとして、27インチの「FlexScan SX2761W」と29.8インチの「FlexScan SX3031W-H」が存在するが、画面サイズと最大輝度を除いて、その他のスペックや機能はほぼ同等だ。Adobe RGBの色域を96％カバーし、内部多階調ガンマ補正で優れた階調特性と色再現性を実現している。画面の輝度ムラを補正するデジタルユニフォミティ補正回路の搭載もポイントだ。オーバードライブ回路も装備しているため、動画の表示性能も高い。
基本的にはクリエイティブワークに携わるユーザー向けだが、高画質を求める個人用途やゲーム用途にもお勧めできる。優れた性能と汎用性を持ったハイレベルなユーティリティプレイヤーだ。
提供：株式会社ナナオ
企画：アイティメディア営業本部／制作：ITmedia ＋D 編集部／掲載内容有効期限：2008年3月31日
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