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「“狭く深く”じゃ生き残れない」――USER'S SIDE閉店で古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

USER'S SIDE秋葉原本店がまもなく閉店する。各ショップからは「さびしい」の声が聞こえるが、そこには“なんとなく分かっていたけどね”感が漂っていた。

Phenom X4登場で、まずは局所的なブレイクに成功

USER'S SIDE秋葉原本店に並んだPhenom X4

 まもなく閉店するといっても、USER'S SIDE秋葉原本店は新製品の入荷をストップしたわけではない。全品10%オフのCPUの中には、3月31日に登場したAMDのクアッドコアCPU「Phenom X4」2モデルがあった。現在入手できるのは、2.5GHzで動作する「Phenom X4 9850 Black Edition」と、2.4GHzの「Phenom X4 9750」。価格はそれぞれ、3万円前後と2万7000円前後だ。初回入荷ながら、比較的入手しやすい状況が続いている。

 Phenom X4は、これまでに登場したPhenom 9xxxシリーズのエラッタを解消しつつ、仕様を踏襲した新シリーズだ。今回登場した2モデルは、ともに512KバイトのL2キャッシュを4個と、2MバイトのL3キャッシュを1個積んでおり、TDPは125ワットとなっている。上位の「9850 Black Edition」のみ、倍率固定が解除できる。

 売れ行きはショップによってさまざまだった。半数のショップが「ほとんど注目されていません」とそっけなく答える一方、残り半数では「9850 Black Editionがヒットしています。待っていた人が意外と多かったようですね」(パソコンショップ・アーク)など、好結果が出ていた。

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 特に、9850 Black Editionの倍率固定解除機能が好評のようで、「個体差もありますが、大抵は3.0GHzくらいまでは普通に上げられるみたいですね。TDPは標準で100ワットを超えているので、相当冷却性の高いCPUクーラーが必要ですけど、よく売れています」(TSUKUMO eX.)という。

 なお、AMDはPhenom X4の下位モデルやトリプルコアの「Phenom X3」も発表しているが、これらの発売時期は未定だ。ある店員さんは「ラインアップを増やせば、Core 2シリーズに対抗できるのに。早く出してほしいけど、そういう話はいっさい出てこないんです。もう、早くして!」と憤慨していた。おそらくコアなAMDユーザーなのだろう。

AMD「Phenom X4 9850 Black Edition」と「同 9750」(写真=左)。AMD「Phenom X4 9850 Black Edition」。CPUクーラーを同梱しているが、倍率固定解除時には別売りクーラーを使うのが得策かもしれない(写真=中央/右)

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