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なんだかんだで主役になるASUSTeK――“P45の本命”「P5Q」シリーズが登場古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

P45マザーが6月初旬から出回りだしたが、イマイチ盛り上がっていない。そこにASUSTeK製品が登場し、注目度が数ランクアップした。

P45マザーの充実で、店員の目は次世代グラフィックスカードに向かう

ASUSTeK「P5Q Deluxe」

 6月13日、ASUSTeKのIntel P45 Express搭載マザーボード3モデルが登場した。ラインアップは上位から「P5Q Deluxe」「P5Q Pro」「P5Q」で、価格はそれぞれ2万5000円弱と1万9000円弱、1万7000円前後だ。P5Q Deluxeのみ入荷数が少なく、再入荷は6月後半を予定するショップが多い。

 3モデルとも、P45+ICH10Rチップセットを搭載しており、独自の省電力機能や、OSを起動せずにネットに接続する「Express Gate」機能を備える。P5Q DeluxeとP5Q ProはCrossFire Xに対応し、P5Q DeluxeはPCI Express x16スロットを3基、P5Q Proは2基搭載。P5Qは1基のみ搭載している(関連記事:インテルの次世代チップセットを載せたASUSの「P5Q-E」「P5Q-Pro」を試す)。

 すでに先々週からP45マザーは出回っているが、注目度は高くなく、ほとんどのショップに問い合わせが届いていない状態だった。しかし、ASUSTeK製品を待っていたユーザーは多く、3モデルともおおむね好調に売れているという。特に上位のP5Q Deluxeは、ツートップ秋葉原本店など、発売当日に売り切れるショップがいくつかあった。

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 「マザーボードは安心感で選ぶ人が多いので、ネームバリューが売れ行きに直結します。信頼性という意味では、やはりASUSTeK製品が一番でしょう。次いでギガバイトでしょうか」(TSUKUMO eX.)など、予想通りといったコメントが多かった。

 一方、ブランドで選ぶのではなく、モデルごとに正当に評価する向きもある。BLESS秋葉原本店は「P45マザーに関していえば、MSI製品が相当優秀だと思います。今後ユーザーのあいだで評価が高くなってくれば、ASUSTeKに匹敵する存在になるでしょう。まあ、今後の世代も継続しないとだめですけどね」と語っていた。

 なお、ASUSTeKに次ぐ“名ブランド”として挙げられたギガバイトからも、P45マザーが5モデル登場している。上位から「GA-EP45-DQ6」と「GA-EP45-DS5」「GA-EP45-DS4」「GA-EP45-DS3R」「GA-EP45-DS3」で、在庫はそれぞれ潤沢だ。

 ある店員さんは「これでP45マザーの選択肢はあらかたそろったといえるでしょう。全体として本格的に売れ出すのは、P35からの進化点であるPCI Express 2.0対応が生かせる状況になってから。次世代グラフィックスカードがもうじき登場するというウワサもあるので、意外にブレイク間近かもしれません。在庫が少ないモデルは、早めに買っておいたほうがいいですよ」と、意味深なアドバイスを送っていた。

左がASUSTeK「P5Q Pro」右が同「P5Q」(写真=左)。ギガバイトのP45マザー上位3モデル。左から「GA-EP45-DS5」「GA-EP45-DQ6」「GA-EP45-DS4」(写真=中央)。ギガバイトの下位モデル「GA-EP45-DS3R」(写真=右)

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