Wind Netbookに“全部入り”の限定モデルが登場:MSIの白いやつ
MSIのAtom搭載ノート「Wind Netbook」に、機能強化モデルや兄弟機が追加される。カラーバリエーションにはホワイトも。
エムエスアイコンピュータージャパンは、Atom搭載ノートPC「Wind Netbook」シリーズに、数量限定モデルとして「Wind Netbook U100 Extra」と「Wind Netbook U90」の2製品を追加し、10月4日より順次発売する。実売価格はU90が4万9800円、U100 Extraが6万9800円前後になる見込み。
Wind Netbook U100 Extraは、Wind Netbook U100の機能強化版で、Atom N270(1.6GHz)とIntel 945GSEを組み合わせた基本システムを踏襲しつつ、IEEE802.11 b/g/n(ドラフト2.0)対応の無線LANとBluetooth 2.0+EDR、2Gバイトメモリ、160GバイトHDD、6セルバッテリーを標準装備しているのが特徴だ。また、大容量バッテリーの採用により駆動時間が約5時間となっている。OSはWindows XP Home Edition(SP3)。従来と同じブラックの「U100 Extra-BLACK」と、パールホワイトの筐体にハートのデザインをあしらった「U100 Extra-HEART」の2色が用意される。
Wind Netbook U90は、液晶ディスプレイのサイズを10型(1024×600ドット)から8.9型(1024×600ドット)へと一回り小さくしたモデルで、Atom N270(1.6GHz)をはじめ、1Gバイトメモリや80GB HDD、IEEE802.b/g対応無線LANといった基本仕様はU100と同じ。17.5ミリピッチのキーボードユニットなどをそのまま踏襲する一方、260(幅)×180(奥行き)のボディサイズも変わっていないため、見た目はU100の液晶の枠が太くなったような印象だ。こちらは3セルタイプのバッテリーを採用し、駆動時間は約3時間となっている。OSはWindows XP Home Edition(SP3)。
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