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日立GST、9.5ミリ厚の2.5インチ500GバイトHDDを12月に投入
日立GSTは、最大容量500Gバイトの2.5インチHDD「Travelstar 5K500.B」シリーズを発表した。12月より出荷が開始される予定。
日立グローバルストレージテクノロジーズ(以下、日立GST)は11月13日、最大容量500Gバイトの2.5インチHDD「Travelstar 5K500.B」シリーズを発表した。ドライブ厚は9.5ミリで、インタフェースはSerial ATA(3Gb/s)、回転数が5400rpm、平均シークタイムが12ms、バッファ容量が8Mバイトだ。また、「Travelstar 5K500」に比べて、動作時の消費電力を1.9ワットから1.4ワットに低減しているのも特徴の1つ。
現在、2.5インチHDDの容量は500Gバイトが業界最大となっているが、日立GSTが他社に先駆けて投入した「Travelstar 5K500(HTS545050KTA300)」は12.5ミリ厚だったため、一般的なノートPCでは利用しづらいという問題があった。その後、9.5ミリ厚を実現した500Gバイトの2.5インチHDDとして、サムスンから「Spinpoint M6 HM500LI」、ウエスタンデジタルの「WD Scorpio Blue WD5000BEVT」、シーゲイトの「ST9500325AS」などが相次いで投入されている。
Travelstar 5K500.Bは、2008年12月より出荷される予定。2009年第1四半期末には連続稼動対応モデルも出荷するとしている。
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