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東芝、2.5インチ500GバイトHDDを12月量産へ
東芝は、2.5インチHDDの500Gバイトモデルなど6機種を商品化し、12月より量産を開始すると発表した。
今回発表されたのは、MK5055GSX(500Gバイト)、MK4055GSX(400Gバイト)MK3255GSX(320Gバイト)、MK2555GSX(250Gバイト)、MK1655GSX(160Gバイト)、MK1255GSX(120Gバイト)の6機種で、厚さはいずれも9.5ミリ。12月から量産が開始される。
MK5055GSXは、磁気ヘッドやディスクの磁性層の改善により面記録密度を57.4Mビット/平方ミリとし、同社最大となる500Gバイトの容量を実現した。またエネルギー消費効率は従来モデル(MK4058GSX、400Gバイト)と比較して約20%向上している。
MK2555GSX、MK1655GSX、MK1255GSXの3機種は、独自のシーク制動技術により、シーク時の音を従来機種より5デシベル低い20デシベルに低減した。これは同社の2.5インチHDDとしては最も高い静音性となる。なお、6機種ともシーク時とリード/ライト時の消費電力を従来モデルのMK4058GSXより0.5ワット低い1.7ワット/1.4ワットに低減している。
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